ユーザー車検 詳細編

ユーザー車検(普通自動車)の概要

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1)事前準備
 1.必要書類の確認
 2.車検日の確認
 3.車検日の予約
 4.必要整備の実施

2)車検日当日
 1.足回り洗車
 2.予備検査

3)車検場
 1.申請書などの購入
 2.重量税・検査料印紙の購入
 3.納税確認
 4.受付
 5.検査(ライン)
 6.総合判定
 7.ステッカー、新車検証受領

—————————————————————–
1)事前準備
 ユーザー車検をやる! なーんて気合いれて
 すぐに陸運支局に持ち込んでも門前払いされるのがオチですよね
 
 事前に準備することが、まあーいろいろあるのでチェックしましょ
 1.必要書類の確認
  ・自動車税の納税証明書
   滞納が無ければ一番最新の証明書だけでオッケー
  
  ・車検証
   所有者や住所などの記載事項に変更がある場合
   事前に変更届をしといた方が良いですね   

  ・自賠責証券
   車検有効期間を満足する
   自賠責保険期間の証券が必要となります

   証券は複数にまたがっていてもOKです

   例えば、車検満了日9月5日とすると
   お持ちの自賠責証券の満期日が
   必ず9月5日以降になっています

   車検に合格した場合、2年後の9月5日になりますので
   今お持ちの自賠責証券満期日から開始となる
   かつ 2年後の9月5日以降満期となる自賠責証券が必要になります

   もっと具体的に言いますと
   今の車検満了日 平成27年9月5日
   今の自賠責保険証券の満期日 平成27年10月5日
   だった場合

   車検に合格すると平成29年9月5日が車検満了日になりますので
   自賠責保険は
   平成27年10月5日開始から平成29年10月5日
   (24か月)が必要となります

   また、今の自賠責保険(満期日 平成27年10月5日の分)も
   合わせて必要になります

   これら自賠責保険の確認は検査申請時に行なわれるので
   その前までに用意します

   受検前に予備検査を受けるなら、
   この時に自賠責保険を取得すれば良いですね

 2.車検日の確認
  車検証から車検満了日を見ます
  この日より1ヶ月前から継続車検が受検可能になります
  
  例えば車検満了日9月5日なら8月5日から受検可能

  月末満了日とか可能日が土日の場合、づれますので注意が必要ですね

  このあたりが参考になりそうです
  ユーザー車検Q&A

  気をつけたいのは、受検可能日より前に合格した場合

   → その合格日から2年間が有効期間になってしまいます
     せっかく継続しての車検なのに、短くなってしまうんですね

  あと、満了日を超えて合格した場合

   → その合格日から2年間有効になります
     当然、車検切れの期間が発生し、
     自走するなら仮ナンバーとか
     積載など面倒になってしまいますね

  3.車検日の予約
   車検を受けられる日がこの1ヶ月間の間で決まってくると思います
  
   車検日を決めて、予約をします

   予約できるタイミングは車検日から2週間前から

   こちらから予約ができます(軽自動車の場合は、別のサイトから)
top_image
  予約が受付られると予約番号が決まりメールで送られてきます
  番号は車検当日に必要になるので、メモかメールを印刷しときましょう

 4.必要整備の実施
  車検に必要な整備は、24ヶ月定期点検です

  オイル漏れや水漏れ、燃料漏れ
  ブレーキの効き、正しい速度表示、灯火や電装系など
  これら不具合がみつかると、車検は不合格です
  
  これを整備工場に依頼すると、そりゃ工賃や部品代など
  いろいろかかっちゃいますよね

  でも、これを自分の責任で実施する
  (責任なんで、「しない」もありますが)のが
  ユーザー車検です

  で、義務付けているのは定期点検の実施と
  点検記録簿への記載です

  前整備であれば、実施した内容を点検記録簿へ記載

  後整備なら、車検後に24か月定期点検を実施して
  点検記録簿へ記載です

  車検申請時、整備は? と聞かれます

  前整備なら記録簿を見せればOK

  後整備と回答した場合、記録簿提出は免除されますが
  車検書に「記録簿記載なし」と明記されます

  次回車検時に、今回車検時の後整備に対する
  記録簿点検があるかもしれないので、車検終了後に整備を実施して
  その内容を記録簿に記載し保管しときましょう

  点検記録簿は何も特別なものではなく
  自動車備え付けのメンテナンスブックを利用すれば良いです

  車検証入れと一緒に入っている
  あの意外とかさばる冊子ですね

  もし、メンテナンスブックがなければ
  インターネットからpdfをダウンロードしたり
  車検所の近くにある整備振興会などで購入することも可能です

  それと、自分の車を記録簿の点検項目に従い
  自分で整備するのに資格は必要ありません

  また、その実施内容を記録簿に記載する場合でも
  資格は不要です

  ただ、ジャッキアップや専用工具だったり
  特殊な読み方をする部品など、それなりに整備技術が必要になるので
  1つでも解らなければ、ユーザー車検ではなく、
  キチンとした整備工場へ依頼した方が良いですね  

  特に何もしなくても車検は通る
  
  検査と整備は別物 と言われますが、
  でも、整備はやっぱ必要です

  バッテリー上がりやパンクなんかは、
  必要最低限のメンテがなされていない証拠でしょう

  消耗品は悪いと判断できればすぐに交換
  判断できなければ、定期的に交換

  調整、給油、点検など

  これらは、やはり必要な整備です

  自分で出来ればやれば良いし
  出来なければ頼むしかないですよね

   
2)車検日当日
 ホイールキャップが付いてある場合、ハブナットの点検ができないので
 あらかじめ外しておきましょう

 1.足回り洗車
  足回りの検査があるので、きれいにしといた方が良いですね

  コイン洗車場で洗浄ガンをシャーシ下に突っ込んで洗ってしまいましょう

  また、エンジン回りの点検 特にフレームNOの確認があるので
  このあたりをきれいにしときましょう

  ただ洗いすぎると、電装部品に水が侵入しエンジントラブルになったり
  必要なグリスが落ちてしまい、再度グリスアップが必要になったりするので
  くれぐれも し過ぎには注意です

 2.予備検査
  車検所近くにある予備検査場で、
  車検前に車検と同じ検査項目をやっておきましょう
  
  不具合があれば、その場で修理や調整ができるので
  ここでオッケーが出れば一発合格がより確実になります

  ・サイドスリップ点検
   横滑り防止装置が付いている車はこれを切っておきます
  ・前後ブレーキ点検
  ・サイドブレーキ点検
  ・スピードテスト
   テスターで40km/hを出し、
   この時のスピードメーターの示している所を憶えておきます
  ・灯火類のテスト
   バルブ切れはアウトです
   合わせて、ワイパーの作動やウォッシャー液
   パワーウィンドウの状態、ハザードなどを確認しときましょう
  ・光軸テスト
   ハイビーム時の光軸や光量のテストです
   
   ロービームは目隠しされますよ

3)車検場
1.申請書などの購入
 ・車検申請書
 ・検査票
 ・重量税納付書
 これらを窓口で購入します

2.重量税・検査料印紙の購入
 印紙売場へ行き、継続車検の検査料印紙と
 重量税印紙を購入します

 いくらの印紙が必要かわからない場合は、車検証を出して継続車検と言えば
 それに見合った印紙代を教えてくれます

3.納税確認
 毎年課税される自動車税の納税証明書を確認してもらいます

4.受付
 ここで初めて書類への記載します

 さきほど購入しました各書類に
 車検証を参考にしながら記載します

 検査料印紙は車検申請書に貼り付け
 重量税印紙は重量税納付書に貼り付けます

 自賠責証券、点検記録簿などその他必要書類をセットにして
 ここでようやく受付です

 受付で、各書類のチェックが終了後ようやく検査です

5.検査(ライン)
 受付が終わりましたら、書類を渡されます
 これを持って、車をラインまで移動させます

 ラインに入る前に検査官から点検が始まります

 ・書類チェック
 ・灯火類のチェック
 ・ワイパー、ウィンドウォッシャー液作動確認
 ・パワーウィンドウなど窓開閉装置の作動確認
 ・打刻フレームNoの確認
 ・走行距離の確認

 これら、検査官の指示により
 各動作をしてください

 次にラインへ進入します

 検査ラインによっては検査項目の順番が変わる場合があります

 すべてが電光掲示板に検査時の指示が出ますので
 それに従い検査を実施していきます

 ・サイドスリップテスト
  電光掲示板で「進入」と指示が出たら徐行で進みます
  テスターを走行するだけで検査が終わります

 ・走行ブレーキテスター
  テスターにタイヤを載せます
  このテストではフロントブレーキ、リヤブレーキ、スピードテスト
  光軸テストがあります

  最初にフロントブレーキのテストです
 
  電光掲示板の指示に従い
  「ブレーキをはなす」
  「ブレーキをふむ」 
  
  オッケーなら「○」が出ます

  続いてリヤブレーキのテスト
  フロント同様に電光掲示板に
  「ブレーキをはなす」
  「ブレーキをふむ」 
  と出ますので指示通りに操作

  次にサイドブレーキテスト
  こちらも電光掲示板に
  「サイドブレーキをかける」
  「サイドブレーキを解除する」と出るので
  指示通りに操作します

  次にスピードテスト
  スピードメーターで40km/hを示したらパッシングをします

  最後に光軸テスト

  ライトをハイビームにします

  テスターが自動で計測しますので、そのまま待機
  オッケーなら「○」が出ます

  次に排ガステストです

  検査場所まで車を進め、エンジンをかけたまま降車します

  ディーゼル車や特殊なエンジン車の場合、検査要領が変わりますので
  お近くの検査官に相談した方がよいです

  普通のガソリン車ならそのまま
  マフラーにプローブを挿入します

  自動で計測しオッケーなら「○」が出ます

  ここで検査票を取り出し、向きに注意して記録機械へ検査票を挿入し
  検査結果の印字をします

  続いて足回りの検査です

  検査場所(ピット)まで車を移動します

  電光掲示板の指示に従い
  エンジン停止
  ブレーキを踏む はなす
  サイドブレーキをかける 解除する

  などの操作をします

  これですべての検査が終わり
  記録機械へ検査票を挿入し検査結果を印字します

  少し車を前に進め、すべての書類を持ち
  近くの総合判定所へ行きます

6.総合判定
 判定所で最後に書類のチェックと検査結果を確認して
 合格判定印を貰います

7.ステッカー、新車検証受領
 総合判定でもらった合格判定印付き検査票
 車検申請書
 重量税納付書 
 車検証

 これらを持って先ほどの受付まで行きます。

 しばらくすると、呼び出しがあり
 ステッカーと新しい車検証を受け取り
 これで車検は終了となります

 車へ戻り、前面ガラスに貼り付けてあるステッカーをスクレッパーなどで
 取り外し、新しいステッカーを貼り付けて作業終了です

 予備検査のときに、ロービーム用の目隠しをはずしたり
 横滑り防止装置をオンにしたり
 ホイールキャップを取り付けて全工程終了となります

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