セルモーター故障、分解交換

V11のセルモーターが故障しました

ツーリング先でセルモーター回転音の異音を感じたので、
自宅で何回かテストしてたら、急にマグネット投入音だけになり
回転しなくなりました

なのでセルモーター点検修理しました


カチンカチンとマグネット投入音はしますが、一向にセルモーターが回りません
ケーブルが熱くなってきたので、電流は流れているようです

単にバッテリーあがりかもしれないので
念のため充電はしておきましょう
セルモーターを取外し単体テストをしてみます
プラス端子、アースをそれぞれバッテリーから直に接続します
そして50端子にプラス電流を入れます

すると、やはりピニオンは投入しますが
アーマチュアが回りません

それにしても、ブースターケーブルが劣化して
ヤバい事になっていました
何かがおかしい・・・
なので分解してみましょう
ブラシホルダーです
特に異常は無いみたいです
ホルダーからブラシを抜き取りました
最初、ブラシの摩耗で回転しないと思ったのですが
これも異常ないみたいです
コンミテーターのブラシ接点も異常ないようです
ピニオンやリダクションギヤなどの機械的故障でしょうか
ベアリング固着やピニオンロックなどなく
大丈夫みたいです
スパイラルギヤも普通に摺動して
異常ないようです
アーマチュアを外してみましょう
リヤボディのクリップを外して
アーマチュアをプライヤーで引っこ抜いたら・・・
ん?
マグネットが取れちゃいました
げ!フィールドコイルも酷い状態

どうやら原因はマグネットが脱落して
アーマチュアがロックしちゃったみたいです
こんなので直るとは思いませんが
元に場所に接着剤で取り付けて
各部グリスを塗りながら組み上げました

で、単体テストを実施しましたが
結局症状は変わりませんでした
なので、中古品を取寄せて
単体テストでばっちし回転
あたりまえか

最初に使ったブースターケーブルは劣化が酷かったので
これも急遽取寄せました


ディーゼルエンジンでも使える
120Aタイプ
こう言うの、ほんと安くなりましたね
アースが切れてることを確認して
プラス端子と50端子を取付けて
セットボルト取付け
無事、エンジン始動です
めでたしめでたし

セルモーター品番 Veleo D6RA210 (30730711)
車のセルモーターそっくりでした


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