ダストシールが損傷してますが、
そもそもダストシールと言われてるぐらいなんで
ゴミを内部に入れないための部品です
これがダメで油漏れしてるのではなく
中のオイルシールがダメなんでしょう
なので、オイルシール、ダストシール、Cリングを注文しました
(27530584)FORK SEAL 40mm V11sport.V7Classic etc
1,650円
(1530571)DUST COVER FRONT FORK V11 LE MAN.V7CLASSIC
3,300円
(AP8123199)RING FRONT FORK V11Sport/Calif1100 (40mm)
660円
GUZZINOさんから取り寄せました
フォークオイルはMOTUL化学合成10Wをチョイス
計量にはメスシリンダーではなく
100円ショップで見つけた500cc計量カップ
部品皿も100円ショップ
DIYですから 準備が整いましたので
早速ジャッキアップです バコっとホイールを外しましょう ここのセットボルトを外し トップブリッジ部分を外し
グリグリしましょう ほい、外れました ネットではインパクトレンチで緩めるとか情報がありましたが
あいにくそんなもんは持ってません
なので、片側にモンキーレンチをかまして、足で固定し
六角レンチソケットにエクステンション付けて
レンチの先にパイプをかまし
少しずつ衝撃を与えながら回すと緩みました
インナーロッドを外して
中のオイルも抜きましょ ダストシールはマイナスドライバーで
少しずつコジると取れます 同じ部品ですね オイルシールを止めてるCリングを外しましょう
アウター側の溝にはまってるので
マイナスドライバーで上手く引っ掛けると取れます オイルシールもマイナスドライバーで外します
なぜ、こんな器用に出来るかって?
その昔、フォークリフト修理の仕事をしてまして
油圧シリンダーのO/Hは何度もやってるんです
似たようなもんです ほい、外れました
これも同じ部品ですね シリコングリスをロッド摺動側に塗りまして オイルシール組付けです
打ち付けるのに48.6単管パイプがちょうど良い太さでした
現場でやってた頃はボックスとか使ってましたけどね
Cリング取付けです 上手く溝にはめ込みましょう ダストシール取付けです
こちらも摺動部分にシリコングリス添付です フロントフォークオイル量は片側0.42Lだそうです 100円計量カップで正確(?)に測りまして きっとオイルは抜けきってるので、フォークオイルを注入です ロッドを挿入し、ロックボルト締付け
ちょっとみすぼらしいので、マスキングしまして 塗装しておきましょう 完成です 摺動具合を確認
それとエア抜きが必要と思い、なんか適当に30回位スクワットしながら
フォークをポンピングしてみました
多分、ほっとけば抜けると思うんだけど・・・
すみません、DIYなもんですから もう片側のフォークですが、こちらは油漏れしてなかったので
オイル交換のみにしてフォーク取付けです
アクスルシャフトを繋げればセンターは出ますね
この状態でフォークをロックします
各部品を取付けて、最後にトルクレンチで規定値締付けです 油漏れとフォークオイル交換終了です 最後に油面確認です
フォーク取付け後、1週間ほど放置すれば
多分オイルが充てんされてると思います
この状態で油面を確認しておきましょう 今回、新たな工具(?)として
単管パイプを切ったものが追加されました
レンチに付けてトルクをかけたり、シールを押し込んだり
タガネ代わりのたたき棒に使ったり
色々と便利ですよ(?!)
このあと試運転に行きましたが
問題ない感じだったのでフォーク修理は取り合えず成功みたいです
あくまでDIYですからね
めでたしめでたし