286ランタン ケロシン化

1995年式コールマン286ランタンをケロシン化(灯油)してみました


長年使ってるホワイトガソリン式ランタン
緊急時はガソリンも使える便利なランタンです

灯油でも使えるようにケロシン化したかったのは
単に冬使ってたストーブの灯油を余らせてしまい
他に使い道がないか考えてたら、思いつきました
ケロシン化させるのに大事なのは
いかにプレヒートさせるか

なので、部品を調達です!
プレヒートカップ 201-5101
ここにアルコール燃料を入れ、ジェネレーターを加熱させます
着火点の高い灯油でもプレヒートさせることで
ガス化出来る と言うことですね

プレヒートカップは201ケロシン・ランタン用を流用します

ジェネレーターを214系ケロシンランタン用に交換します
214B-5891
右がケロシン・ジェネレーターの中身
そして左が元のホワイトガソリン用ジェネレーターの中身

交換する理由は熱伝導効率を上げて点火後も自身の熱で
灯油をガス化させるとか、しないとか

意味は分かりますが、
マントルに火が入れば何だって熱は伝わる気もしますけど・・・
一応交換です


そしてアルコールボトル 201-5511
これを使ってプレヒートカップにアルコール燃料を注入します

100円ショップのスポイトでも代用出来そうですが
微妙な曲がりと金属製のノズルは絶妙

やはり、純正が一番みたいです
これはハリケーンランタン用の替芯

これをプレヒートカップに取付ければ、
同じ灯油でプレヒート出来るし、火柱やススとか出ないと思いました

でも、プレヒート用の燃料が無くなると
マントルの熱で芯が燃えてしまうような気がして
取付けは見送りました


プレヒートカップを固定するのに
熱伝導が良い銅針金を用意しました

100円ショップでも売ってますけどね
では準備が出来ましたのでケロシン化です
まずは元々入ってるホワイトガソリンをアルコールボトルで抜き取ります
このホワイトガソリンはプレヒート用の燃料で使ってみることにしました
また、余ってる小瓶に移し替えて、携帯できるようにしました
ホヤを外して
遮熱板をずらして
ジャムナットを緩めジェネレーター取外します

破損させないように、下側のナットにもスパナをあてて、
ダブルスパナで取り外しましょうね
プレヒートカップを取付けた状態で、
ケロシン・ジェネレーターに交換です

最後に銅針金で固定します
ここに芯を付ければ良いと思いましたが
面倒になったので止めました

ではホヤを取付けて、点火テストしてみましょう
灯油を注入します
60回位と少し多めにポンピングしてみました
ホワイトガソリンをプレヒートカップに注入します
プレヒートです
途中ホワイトガソリンが沸騰し、生火モクモクと凄いススが出ましたが
慌てずじっくりプレヒート
多分、ちゃんとアルコール燃料を使えばモクモクしないんでしょうね
プレヒートの火が弱くなったらバルブONです
マントルに火が灯きました
灯りが安定しなかったので、追加ポンピング
無事、点灯しました
15分くらい様子をみましたが安定してます!

どうやらケロシン化は成功したみたいです
これで余った灯油を消費できますね

めでたし、めでたし