オイルパンのつなぎ目からオイル漏れを発見し
その対処方法です。
通常なら、オイルパンガスケット交換となるんですが
ブローバイガスから古いエンジン特有の異臭があり
他のシール類もへたり気味と感じ
まずはストップリークで改善するか試す作業です。
ここでチョイスしたのはカストロール GTX DC-TURBO 10W-30
普通バイク用だとバイク専用4サイクルエンジンオイル
そして半化学合成油以上で10W-50などの高い粘度を使用しますが
これを選んだ理由は
・自動車用エンジンオイルが使える
V11はミッション、クラッチが分割しているので自動車用が使える
・ストップリークを添加する
低粘度でも添加剤の効果が期待できる
・鉱物油
キメ細やかな化学合成油だと、かえって油漏れを誘発すると考えた
・安い
試験的なので、今のところ高級オイルは不要
一番の理由は、何しろ試験的な作業なので
オイルとして最低限の効果があれば良いと判断したからです。
だから、一番安い自動車用鉱物系エンジンオイル
カストロールDC-TURBO です。
ホームセンターで4L缶2,500円程度で販売されています。
と思ったらAmazonの方が安かった^^
そして、ストップリーク
二輪専用の用販店に行くと
デットストックみたいなのが、5,000円くらいで販売しています。
ちょっと割高感があり、ネットでしらべたら
これが、割りと安価で販売されていたので、購入してみました。
安いですね^^
さあ、作業開始です
まずは
廃油ボックスを用意
オイルパン下に置きます。
ドレンボルトを緩めます。
ドレンボルトは17mmと22mmと2つあります、
なぜ、2つあるか不明ですが、おそらく
エンジン内部で独自のオイルラインがあるのでしょう。
2つとも緩めて、汚れたエンジンオイルを抜きます。
10分くらい放置して、ある程度抜ききったら
ドレンを取り付けましょう。
ドレンガスケットは5、6回程度は再利用は可能です。
もし、緩めるときにドレンボルトの周りがオイル漏れしてたら
新しいガスケットに変えてあげましょう。
ガスケットは量販店で売られている汎用品で十分です。
径があったものをチョイスしましょう。
紙タイプでも、メタルタイプでも
どちらでも大丈夫です。
さあ、オイルを注入します。
オイルジョッキにストップリークを全量いれます。
その後エンジンオイルを入れ、まず2L位にします。
レベルゲージを抜き、オイルをいれます。
グッチのエンジンは3Lほど使用するらしいのですが
まず、2Lいれた状態でレベルゲージでオイル量を確認します。
バイクを水平に保った状態でレベルゲージを差込
ゲージに付いたオイルの量で判断します。
足りなければ、0.5L単位でオイルを足し
ゲージを見て、規定量まで持っていきます。
この方法なら
修理書がなく、規定量が解からなくても大丈夫です。
オイルフィルターを交換しようが、
エンジンをオーバーホールしようが
この方法で規定量までオイルを充填する事が可能です。
オイルが少ない場合、油圧不良で最悪エンジンブローとなってしまいます。
また、多すぎると 各部からのオイル漏れ等の不具合が出ます。
適切な量が大事ですね。
さてさて、ストップリークの効果ですが
添加後、30分程度走行したところ
ブローバイからの異臭はなくなりました。
シール性が向上した模様です。
また、オイルパン接合部のオイル漏れですが
一応止まったみたいです。
実験は成功した模様です。
しばらくはこれで、様子見ですね。
私なりのストップリークの作用についてコメントします。
硬化したガスケットやオイルシール類に作用し、膨張させたり
やわらかくすることでシール性を復活させる作用だと
私は認識しています。
金属部の欠損やゆがみ、曲がりなどによる油漏れなどには効果がないでしょう。
つまりあまりにも酷いオイル漏れ(ジャジャ漏れ)には効果が期待できないと思います。
経年劣化などが原因で
全体的なうっすらとするオイル漏れには効果的だと思っています。
昔のストップリークはオイル交換の度に添加する必要があったようですが
最近のは、一度入れれば効果が続くものがでています。
私が選択したのも、持続性だそうで
これでしばらくは大丈夫でしょう。
今回かかった費用は
エンジンオイル :2500円
エンジンストップリーク :2200円
廃油処理ボックス :300円
合計 5000円 でした
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