モトグッツイV11 ギヤオイル謎の乳化で急きょ交換 

ふとギヤオイルを点検したら、オイルが乳化してました

空冷モトグッツイで水が混入するリスクはないのですが
何回か乳化現象が起きてます

このままじゃマズいので
急きょギヤオイルを交換することにしました


楽しいバイク仲間が待ってるよ^^v
にほんブログ村 バイクブログ バイク旅へ

にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

にほんブログ村 バイクブログ モトグッツィへ





ギヤオイル点検窓です

すぐに見れる場所なので、ちょくちょく目視するのですが
前回のメルヘン街道ツーリングで土砂降りに合い
その後に点検窓をみたら、このあり様でした

ちなみに窓の左にある赤マークは
リコール対策後に付けるマークです

リコール届出

ミッション内の緩衝用スプリングが強度不足で
スプリングが破損し、変速操作不能となるそうです

モトグッツイV11はミッション内のリターンスプリングが折れて
ギヤチェンジ不能となる情報をよくみかけます

ところが、このリコールで指してる「緩衝用スプリング」は
折れると言われてる「リターンスプリング」とは別部品

おそらく、この「緩衝用スプリング」および
関連部品を対策品とすることで
「リターンスプリング」の破損を防いでいるのでは?と推測しました

現にこのV11はおよそ5万kmほど走行してますが
最初から付いてるスプリングが折れたことはないです
(予備整備でスプリングを1度交換しましたが
 すぐに折れて、元に戻した経緯があります)

ちょっと脱線しましたが
何年か前にもギヤオイルが乳化したことがあります

その時は、気温差などで
ミッションケース内の水分がオイルに混入したと思いました

ただ、他に原因がある気がしてなりません
ま、取り合えずギヤオイルを交換しましょ
トランスミッション
およびファイナルケースのギヤオイルを交換します

ギヤオイルはいつもの80W-90をチョイス

トランスミッション側には
WAKO’Sミッションパワーシールド(MPS)添加

ファイナルケース側には
モリペースト添加です
ここがミッション側のドレーンです
そのまま、ドレーンを緩めると
マフラーがオイルまみれになってしまうので
こんなんで回避です
がー、やばい色です

それにしても、かなりのオイルが出ます
規定量0.85Lですが2Lくらい出たような感じでした
こちらがフィラープラグです
ふと、プラグを見て思いました

Oリングが不良で大雨の時に
ここから水が浸入するとか・・・?

確かに直前のツーリングは土砂降りで走行しました
なので、Oリングを交換してみます

あいにく、サイズばっちしが無かったのですが
水侵入防止なら、少々オーバーサイズでもいけそうなので
こちらで試してみます
ミッションオイルの調合です
規定量0.85L WAKO’S MPSは5%添加

なのでギヤオイル0.8L+MPS0.05Lで調合です
ぐびっと一気飲み
オッケーです!
Oリングも良い感じでシールしてそうです
続いてファイナルケース用ギヤオイル調合です
規定量0.3L

ギヤオイル残り0.2Lなのでちょっと足りない

そこでMPSを多め0.05Lとモリペースト厚盛0.02L
さらに渋々対応で少々のエンジンオイル15w-50を0.03L

これで0.3Lです
(こんなの内緒だよ)
調合スペシャルギヤオイルの完成です
ファイナルケースのドレーンプラグを緩めましょう
実は前回も調合スペシャルギヤオイルだったんです

このオイルで1万km以上走行しましたが
特に問題は無かったので、結果オーライでした
上側がフィラー口
下側がレベル口です
ドレーンプラグを閉めて
スペシャルギヤオイル注入です
レベル口からオイルが出てくればオッケーです
フィラープラグ、ブリーザプラグ
そしてレベルプラグ取付けヨシ

ついでにケース塗装が剝げてた所は
つや消しブラックでタッチアップ
完成です!

楽しいバイク仲間が待ってるよ^^v
にほんブログ村 バイクブログ バイク旅へ

にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

にほんブログ村 バイクブログ モトグッツィへ