リザーバホースからのオイル漏れ




先日、50kmほどのプチツーからの帰り
調子をみようとエンジンをながめていたら
なにやら、エンジン中央の方から伝わってきているオイルが・・・

また、オイル漏れですか?

とよーくエンジンを見ると
どうやら、リザーバホースとエンジンの接合部分からの
オイル漏れであることを確認しました。

リザーバホース
 ブローバイホース とも言うのでしょうか?

クランク内で発生した不燃焼ガスを外に出すやつですよね

部品交換が必要なのかと思い
早速部品を調査

oilpump

パーツカタログによれば
Breather pipe GU30157400 とありました。

やっぱ ブリーザー でした。

車で言うと、このホースの先にブローバイ還元装置(PCVバルブ)が付いて
再びエンジン内にいれて、再燃焼させるんですよね。

エンジンの燃焼ガスは通常マフラーを通って
排気されますが、ピストンリングの磨耗などで
クランクに入ってしまうケースがあります。

古いエンジンだと特にこう言った症状がでます。

クランク内に入ったガスを排出してあげないと
どんどん圧力がかかってしまい、
内圧でエンジンがかからなくなってしまう事だってあります。

だから、このようにブリーザホースを使って
排気させるんですね。

でも、このガス 非常に毒性が強いんです。
(NOxってやつっすよ)

で、通常は もう一度燃やしてあげたり
少しでも浄化して排出するといった工夫がほどこされています。

パーツカタログをよく見ると
フレームに入ってますね。

その先は、どうやらオイルパンに行ってるのかな?

これが、グッツィのブローバイガス還元装置なのでしょうか?
どうして、このような仕組みにしたんですかね?
とても気になります。

さてさて、構造は把握したので
修理計画です。

部品を取り寄せて交換するのも良いんですが
とりあえず応急で直るか挑戦です。

まずは現状確認ちゅうことで分解。

IMG_2217

ガソリンタンクを外し

IMG_2216

哀れな姿に・・・

で問題のホースを外します

IMG_2222

思った通りです。
ホースのつなぎ目部分から亀裂って言うか ちぎれてました^^;

クランク側のパイプの角部分からの亀裂ですね。

たぶん、引っ張られるような力が、長年にわたり
加わっていたのでしょう。

でもこれなら
亀裂部分から切断すれば直りそうです。

ちゅうことで、切断

IMG_2223

IMG_2226

ついでに、フューエルホースも同じ状態だったので切断

そして、少しホースを引っ張り
それから、少し余裕を持たせ取り付け

無事、オイル漏れは止まりました。

良かった良かった^^

部品はそのうち、他の部品を頼むときにでも
取り寄せましょう。

今回の修理費 またまた 0円
作業時間 1時間ほどです。

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