モトグッツィ V11の泣き所と言われている
シフトリターンスプリングの不具合
こいつが折れるとシフトチェンジ不能となり
ギヤの位置によっては何とか自走できるものの
ほとんどが、レッカーとなってしまうらしく
それは、突然やってくる悲しいお知らせ
オーナーたちは部品が破損する前に
定期交換したり、
または、オリジナル部品で対策したり
色々と工夫をこらしています。
オヤジも薄々は考えていたのですが
いよいよ決断の時っす
オイル漏れ修理と言う大きな作業から約半年
再び、割と大きな修理に挑みます!
さーて、おっぱじめますか~
今回は、エアーエレメントとフューエルエレメントも交換しちゃいますよ
不注意でバシっとショート
なーんて、勘弁ですからね~
ガソリンとか漏れてたら
オヤジのように 一気に火の車っす
セルモーターの裏側がミッションケース
この辺りを外していきましょー
かっちょいい、カーボンカバーを取外し
(でも、なんでセルモーターにこんなカバーが必要なんだろう・・・)
セルモーターの50端子を取外し
(あれ?なんで50端子と言うかド忘れしました)
けがいた方が良いですね
レバー側から見た写真
ギヤとセレクターの間にアームがきてますね
このアームでセレクターを動かし
シフトアップ&シフトダウンする仕組みです
そして、このアームに対してテンションをかけている
スプリングが問題の部品
確かに、こいつが折れると
レバーが遊んでしまい、セレクターを動かす事ができませんね
このベアリングがセレクターのくぼみにあたり
1速 → ニュートラル → 2速 → ・・・ → 6速
と いわゆる カチャンカチャン ちゅう感触を作ってます
シフトフォークのピンとかんごうして、トランスミッションを1速から6速まで
ギヤチェンジする仕組みなんですね~
中々面白いっす
ちゃちゃっとスプリングを交換して
元に組み上げます
シリコン系の液状ガスケットを塗り
後は、取付だけ
んー、実に順調っす
とても、初めての作業とは思えないほど
まあ、超一流(?)のオヤジの作業ですからね~
では、一通り組み上げまして
ギヤ位置確認のため
エンジンを始動してみましょ
エンジン始動!
・・・
ん?
セルモーターが回りません・・・
あれ?
何か付けるの忘れた?
ニュートラル端子も付いてるし
よーし!スイッチオン!
・・・
ん?ん?ん?
え?(?_?)
あれ?そー言えばキースイッチオンの時に
フューエルポンプの起動音みたいなのがするんですが
何も聞こえないです
え?メイン電源の供給がされてないってか?
んー、ではメイン電源のヒューズに12Vがきてるか
見てみましょう
キースイッチオン!
電源 ・・・ きてなーい
あっれ~
なんか、付けるの忘れたっぽい
んー、焦るオヤジです
と言うのも今日はお休みではありますが
ムスメの幼稚園の迎えにいかなければならず
その時間が押し迫っていたんです
しかも、その後
色々と用事が盛りだくさんでして
修理する時間が無くなってしまう・・・
と言う事は
しばらくV11に乗れない状態に
はー、はー どーしよー( ;∀;)
取りあえずお迎えに行ってから考えよう
エンジン不始動ですか~
これって、どつぼの予感・・・(+_+)
続く