1988年 GPZ1000RXを全面改良し
当時世界最速マシンとしてKawasaki フラッグシップバイクとして登場した
最高速度270km/h以上
0→400mを10秒50
最高出力 137PS/10000rpm
最大トルク 10.5kg-m/9000rpm
水冷4ストロークDOHC並列4気筒 997cc
全長x全幅x全高 2170mm x 715mm x 1240mm
乾燥重量 222kg
1988年の販売開始から翌年までの2年間にわたり生産されたが、
その年の東京モータショーで発表されたZZR1100にフルモデルチェンジして生産終了となった。
実は過去に乗っていたバイクである。
訳あって手放してしまったが
割と前傾姿勢であったため
長時間のライディングで背中が痛くなった思い出がある。
乗り方が悪かったのかもしれない。
大きい車体と割と高重心だったせいか
スラロームやUターンのコツがつかめなかった。
姿勢を変えるべく
バーハンドルにしたところ
教習車のようなやさしい操作性に変わったのを憶えている。
パッタンパッタンと車体が傾き
切り返しが楽になったが、良い気になりすぎ
スラローム中にハンドルとカウルがひっかかり
そのまま地面に叩きつけられてしまった。
アンダーカウルとチェンジペダルが壊れ
とても悲しい思いをした・・・
とにかく速いバイクであった。
フルスロットル
3速目でも自然ウィリーしながら加速してくのはおどろいた。
高速道路 #40km/h まで出したが
さすがにビビ・リミッターがかかってしまった・・・
速いバイクに浮かれていた時
高速道路でアウディ・TTターボに加速からぶち抜かれ
我に返ったのを憶えている。
調子よいバイクに乗っていると
どうも良い気になって、なんかの落とし穴にはまるのは
今も昔も変わらないようだ。
今でも機会があれば乗りたい・・・
そんなバイクである。