呑み屋で意気投合した友人とバイクの話しに花が咲き
一緒にツーリングに行くことになったんです。
友人はスズキの1400ccに乗っています。
私は と言うと そりゃ過去に
カワサキの1000ccには乗っていましたが
今では100ccの通勤スクーター。
1/10のパワーっす
こんなバイクでツーリングってアリですか？
と友人に相談したところ
「大丈夫！私も合わせて125ccで行きますよ」と
一般道を片道1時間程度で行ける場所
「芦ノ湖」 と決まりました。
「ツーリング」前日
普段から気になっていた
エアークリーナの掃除しようとメンテナンスを開始しました。
ケースを取外し、掃除をして取り付けようとした時
案の定、上手く付かなかったんです。
真夏の炎天下、オヤジには辛い作業
でも、これを付けないと
明日の楽しいツーリングがパーになる
一生懸命、取り付けようとしました。
体力が、が・が・が
適当に付けてしまいました。
そして、ツーリング当日
待ち合わせの場所へ向かう途中
アクシデントが発生したんです。
突然60km以上の速度が出ない
登り坂もあきらかにパワーダウン
そして、直キャブ独特の吸気音・・・
アクシデントと言っても、例のエアクリーナをちゃんと
取り付けなかったバチですね
案の定、ケースとキャブを繋ぐマニホールドが外れて
2次エアーを吸ってしまい、エンジン不調となったんです。
いきなり工具を取り出し
せっせとジョイント部を取り付け
無事、パワーも戻り
箱根の山も登れるっちゅうもんです。
そして友人と合流
さあ、出発です！
国道1号線 箱根を経由して芦ノ湖へ向かうルートです。
箱根湯元駅を通り過ぎ
いよいよ峠 登り道です。
さすがにパワー不足を感じます。
50kmも出れば良い方でしょうか
ノロノロ走る車のおかげで
それほど全開にすることなく、峠を登りきり
あとは一気に芦ノ湖まで。
友人とコーヒーを飲みながら
バイクのご対面でーす。
話しには聞いてましたが
友人のバイク 中華製 なんちゃってape
よーくデキテます。
CD110のエンジンを真似た
空冷単気筒4ストロークエンジン
5速リターン
キャブはKEIHIN ではなく DEIHIN と書いてありました。
排気量の刻印がなく
本当の排気量が不明なところが、いい味を出しています。
私のバイクは2ストロークのBW’S100
出足の加速はこちらにブがありましたが、
登り坂ではなんちゃってapeの方が速かったです。
平坦な道は、ハイスピードプーリを仕込んである
私のバイクの方が速かったです
と、小型バイクならではの自慢大会
に少々酔いしれました＾＾
大型バイクで、こんなスピードの話しなんかしたって
おもろくもないですもんね。
なんちゃってapeも過酷走行かな、ちょいと手直し中です
さて、お腹が空く時間がちょうど来ましたので、
次の目的地を 何処かの食堂にしようと相談しました。
このアタリ・・・
確かに食事できるところは沢山あります。
でも、それじゃあ つまらない
せっかくなんで、なかなか1人では入り辛いとこにしようと
ところが、特に事前情報もなく
ほぼ思いつきの行動で来たもんだから
そんなお店 心当たりなんかありません
2人してスマホを睨み
お店お店 と探しました。
すると友人
私、学生の頃に良くいった焼きそば専門店などいかがでしょうか？
ただし、味は悪いですよ
いや、こう言うの待ってました。
そんな店、知ってたとしても
1人では行けないもんです。
場所は三島ですけど、原付・・・ 大丈夫でしょうか？？？
そんな不安もちょいとよぎりましたが
芦ノ湖から40分ほどの距離
いきゃ、何とかなる
なんも根拠はありませんが
目的を持ったオヤジ達は強いです！
非力原付にさっそうと火を入れ
いざ出陣
国道1号線をヒタ走り
目的の焼きそば屋に到着しました。
絶対、1人では入れない店構えでっす！！
メニューは、こんな感じ
こんなのも＾＾
私は一番高い 肉・玉子入り大もり焼きそば
でも、よくよくメニューを見ると
焼きそばに 肉が入っているか、玉子が入っているか
大もりか
そんなメニューしかありません。
しかも、なんだか安い
店のおやっさんの雰囲気を見ても
なんだか老舗隠れた上手い店 ちゅう感じがしてきました。
でも、友人は ニヤニヤ
そして待つこと5分（くるのも早かった）
こんなのがきました！
友人はカンパツいれず、近くのソースを持ってきて
これをかけないと、たぶん食べれませんよ っと
見た目、おいしそうなのですが
食べてみると、なんも味がしないんです。
私的には、お店の味 オリジナル ちゅうのが好きで
後から味を加えるのは好きではないんですが、
友人の勧めもあって、追いソース
お！ これなら食べられる
ソースをかければかけるほど食べられる
おいしいか？ む・む・む 微妙なお味
ゴム焼きそばの名前の由来は？
麺をよくみるとゴムが劣化してちぎれた断面をしていたんです。
なるほど、見た目 ゴムのような麺
ゴム焼きそばとは、こういうことだったのですね
友人は学生の頃よく訪れたそうで
今から30年も前の話し
当時でも、20年続いてきた店だとかで
50年は変わらぬ味でお店を営んでいるのは
あっぱれです。
でも、やっぱ 味は・・・
三島ちゅうとウナギが有名ですが
友人の古くから知る老舗焼きそば専門店で
とても新鮮な経験をした感じです。
もう一度行くか？
シャレなら良いかも
でも、なんだか懐かしい味もするような
しないような
とても記憶に残る焼きそば屋さんでした
